2022.06.02
ポッポ保育園ブログ
「田植え」に挑戦!!
昨日は らいおんさん(5歳児)がバスでお出かけをしました。
いつもお昼ご飯に食べてる「お米」を作っていただいている三笠のY農園さんに 「田植え体験」です。
雨予報が続き、日程の延長も考えましたが ここ1週間がずっと雨の予報・・。
田んぼの方の都合もあり、今週中に植えたほうがいいという事で 急遽日程を変更させてもらい向かう事にしました。
9:00少し前に黄色いバス(札蘭バス)が園庭の前にとまると 小さい子たちは大喜び。窓にくっついてみてましたが 雨も上がったのでベランダに出てお見送り。いいなー、乗りたいなーと子どもたちの心の声が聞こえてきましたよ。
みんな揃ったところで いざ、出発!!
「いってきまーす」の声が元気いっぱい!!
そして、向かう途中に
「あっ、マシュマロ―!!」と子どもたち。 えっ??マシュマロ??と保育士達。
周りを見ると これです↓
牧草ロールを包んだもの。 かわいいねぇと子どもたちの発想力に感動し、うれしくなりました。
窓の外をみると 重なる雲の隙間からお日様が顔を出し青空が見えては喜び、高速道路わきの「田んぼ」を真剣に見たり
グリーンランドの観覧車をみつけて会話が弾んでいるうちに 1時間ほどで農園に到着。
大きなビニールハウスの中に入り「おはようございます!」「お願いします!!」とあいさつをしました。
「昨日の雨で水がちょっと冷たいけれど 頑張って!」と励まされ、うんうん!!とらいおんさん。
そして長靴を脱いで 田んぼまでの車が来ない道路をテクテク。靴下で歩くなんてなかなかできない体験。
初めは足がいたーいと言っていましたが 次第に慣れて へいきだもーんと楽しそうならいおんさんでした。
そして、いよいよ稲の植え方を教えてもらいました。
「左手を出して―」と言われ パッと出したけれど あれ??右手?? (笑)
なんか違う・・と感じてキョロキョロ。 友達が出した手と見比べている姿も見られました。
「左手に稲を持って 右手で一つずつ植えるんだよ」と教えてもらい、いよいよ「田んぼへ」
おそるおそる田んぼに足を入れ はじめはそーっと稲を田んぼに植えていました。
「上手上手!! うまいわー~!!」と褒められて ちょっと自信がついたらいおんさん。
次第に慣れて 夢中で植え始めましたよ。
なかなかいい手つき、もうドロドロなんて気になりません。
一歩進もうとすると足が抜けなくて ヨロヨロ…ドテンと転んでは ワッハッハー。
みんな、楽しくて仕方ない様子でした。稲のおかわりをもらい、たくさん植えさせていただきましたよ。
そして、もうそろそろおしまいにしよう~という声であぜ道へ。
K元先生も 滑ってよろけて「キャ~」という悲鳴。みんな助け合いです(笑)
このあぜ道が滑ってなかなか登れず転倒続出でした。
おしまいだよーと言われ 名残惜しそうに泥遊びを始める子たちもチラホラ。
ふたたび道路に戻り テクテク・・。ペタペタの足型がかわいかったですよ。
そして、なぜかダッシュ💦 慌てて追いかける保育士でした(笑)
ハウスに入り まずは服を脱がねば・・・。
「自分脱げるかなぁ??」と励まされ よーし!!と スイッチが入ったらいおんさん。
苦労しながらも 頑張って脱ごうとしていましたよ!!
脱いでから おおきな農作業用のタル??にはいり体を洗いました。 大きなお風呂にみんな大喜びでした。
そして着替えて「ありがとうございました」とお礼を伝え また秋に「稲刈り」に来るので それまで育ててください!とお願いしてきましたよ。
「田植え、どうだった?」と聞くと 「おもちみたいだった」と子どもたち。
帰りのバスの中も楽しく過ごしてきました。
去年も計画ししたのですが コロナで緊急事態宣言が発令し中止となり ようやく今年、実現した活動でした。
実際やってみて、予想以上に子どもたちの喜ぶ姿、楽しむ姿 そして夢中になって取り組む姿をみて 体験させることができて良かったなーと思っています。
理事長はバスより早く出発して田植えの準備を手伝ってくれたり 札蘭バスの運転手さんは安全運転はもとより、荷物の運ぶのを手伝ってくれたり 農園の方々は 地区センターのトイレを借りる手配をしてくれたり 田植えの準備やビニールハウスの中で体を洗う場所まで作ってくださいました。たくさんの方たちの協力があって 子どもたちはとても貴重な体験をすることができました。
(らいおんさんの保護者の皆様、急遽の変更、申し訳ありませんでした)
みんなが田植えをした場所は 高速道路の三笠インターの近く(手前)です。 ※旭川に向かって走っていると左手に見えます
もしも通った際には 子どもたちに聞いてみてくださいね。
今度行くのは9月末頃。稲刈りが楽しみです!!