2022.09.30
ポッポ保育園ブログ
稲刈りに行きました!~5歳らいおん組~
今日はらいおん組(年長)の稲刈りの日。
らいおん組では6月1日に「田植え」をしてきました。(「田植え」に挑戦!! | 東川下ポッポ保育園 (poppo-hoikuen.jp))その稲が収穫時期となり、みんなで稲刈りに行ってきました。
植えた稲がどうなっているのかを普段は見ることができないので、保育園でバケツ稲を作り、「みんなで植えた稲は今頃こんな感じかな」と想像を膨らませてきました。(稲の花が咲きました | 東川下ポッポ保育園 (poppo-hoikuen.jp))
バスの中で
「みんなが植えた稲はどうなってると思う?」
「黄色くなってると思う!」
「お米が入っていると思う!」
「曲がってきてると思う!」
と想像しながら三笠のYさんの田んぼに向かいました。
到着して見えたのは
「うわー、黄色くなってる!」「すごいー!」と想像してきた景色の実物に大興奮。
Yさんに鎌の使い方を教えてもらい、保育士の介助のもと、恐る恐る、かつ興味津々に刈っていく子どもたち。
どの稲を切るかは子どもたちに選んでもらいながらどんどん積みあがっていく稲の束。
「めっちゃ楽しい!ご飯食べなくていいからずっと稲刈っていたい!」という子も。
半分ぐらい進めたところで、一休憩。
「あとは先生たちがやろうか?」と聞くと、みんな一斉に「自分でやる!」
そこからはコツをつかんだのか、更にスピードアップ。
鎌もそれぞれ交換をして、
「このギザギザの付いているやつ切りやすい!」だったり、「この鎌だと一回でスパッと切れたよ!」だったり、発見を共有していました。
1時間もしないうちに全て子どもたちの手で刈り終わった稲たち。
みんな満足そうです。
するとYさんから「これから面白いもの見せてあげる」と!
なんと普段使うトラクターに乗せてもらったり、
コンバインを間近で見ながら、
「あ、ギザギザのハサミみたいなのついてる!」や「自転車のやつ(チェーン)と一緒だ!」とじっくり観察していました。
その後は籾から玄米になる過程、「いいお米」と「悪いお米」を選別する過程、そして、「白いお米」になる過程を見せてもらいました。
ひとしきり働いた後はみんなお腹がペコペコです。
澄み渡る秋空の下、さっきみんなで刈ったばかりの田んぼでお昼ごはんです。
今年の炊きたての新米をタッパに入れて振っておにぎりを作りました。
Yさんに「いただきます」をして、待ちに待ったお昼ご飯。
おかずだけは家から持ってきてもらっていたのですが、自分で作ったおにぎりを頬張り「ご飯が美味しすぎて弁当までいけない!」という名言も。
最後には一人一人に今年の新米2kgのお土産もいただきました。
普段の給食では白いご飯は中々箸が進まないお友達もいる中、毎日食べるご飯の美味しさ、そして「いただきます」の意味。
また、世の中にはいろんな仕事があり、頑張ってくれている人がいて、自分たちは生活していけること。
そういった事を感じることを通して、子ども達のより豊かな人生に繋がっていけば嬉しいです。